消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
ゲシピ(東京都千代田区)は、小学生の保護者を対象とした「子どもの教育に関する調査」の結果を発表した。子どもの習い事で大変だと思うことの1位は「送り迎え」だった。
現在、子どもが習い事をしているか聞いた。「している」と回答したのは全体の76.2%だった。1週間のうち習い事にかけている時間を聞くと、最も回答率が高かったのは「1〜2時間未満」で23.9%だった。以下、「2〜3時間未満」(18.4%)、「30分〜1時間未満」(12.5%)が続いた。一方、「10時間以上」と回答した人も7.2%と一定数いた。
子どもの習い事で大変だと感じるものを聞いたところ、「送り迎え」が1位で56.7%が回答した。2位は「月謝」(51.9%)、3位は「子どものモチベーション管理」(25.8%)だった。保護者の性別にみると、男性の1位は「月謝」(53.9%)、女性の1位は全体と変わらず「送り迎え」(60.2%)だった。
子どものためにしてあげたいことを複数回答式で聞くと、「自らやりたいと思ったことを学ばせる」が唯一50%を超え、60.3%が回答した。以下、「いろいろな場所に連れていく」(49.7%)、「一緒に遊ぶ時間を増やす」(40.2%)と続いた。
子どもの習い事で重視することは、「子どもが好きなこと」が1位だった。53.2%が回答した。2位以下は「将来の役に立つこと」(32.2%)、「家に近く送り迎えが楽なこと」(26.9%)、「学力が向上すること」(24.9%)、「月謝が安いこと」(23.4%)が続いた。
5月31日〜6月1日にインターネットで実施した。対象は、小学生の保護者600人。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング