東京23区で「老後に住みたい」と思う場所 3位「練馬区」、2位「杉並区」 1位は?

» 2023年06月20日 06時15分 公開
[ITmedia]

仕事に役立つ調査データ:

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 NEXER(東京都豊島区)は運営するメディア「日本トレンドリサーチ」が土地活用(東京都港区)と共同で実施した「老後住みたい東京23区」に関する調査結果を発表した。1位は「世田谷区」が獲得した。

出所:ゲッティイメージズ

 1位の世田谷区は、84票が集まった。「閑静な住宅地のイメージ」「高級なイメージで治安がよさそうだから」といった意見の他、「スーパー、医療機関が充実している」「京王線と東横線が走っていて都心に行くのにいい」といった声があった。

photo 出所:プレスリリース、以下同

 2位は「杉並区」で、53票が集まった。「緑が多くてゆったりとした雰囲気がある」「自然豊かで生活しやすそう」といった、自然環境に関する意見が目立った。また「区内の福祉が充実している」「食品スーパーが多く大きい病院もあるので、老後は安心して暮らせると思った」といった声もあがった。

 3位は38票を獲得した「練馬区」。災害に強いイメージを持つ人が多く、得票数が伸びたとみられる。その他、物価が安いことや、繁華街の池袋まで電車1本でアクセスできる点への評価も集まった。

 4位以下は「江戸川区」(31票)、「中野区」(30票)、「港区」(26票)などが続いた。調査は都内に住んだことがある60代以下の500人を対象に、インターネットで実施した。期間は4月23〜25日。

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