消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
ペンマーク(東京都目黒区)は、現役学生を対象に実施した「起業・スタートアップに関する意識調査」の結果を発表した。就職先のスタートアップとして志望する業種は「教育・学習/EdTech」が1位を獲得した。
志望する業種の1位「教育・学習/EdTech」は、12.0%が回答した。コロナ禍の影響でオンライン学習やリモート授業などの需要が増加したことが背景にあるとみられる。2位は「まだ決めていない」で10.4%。以下、「人材/HR Tech」(8.4%)、「ものづくり」(7.9%)が続いた。
いつからスタートアップを就職として意識するようになったか聞くと「1年次」「3年次」がともに32.1%で並んだ。1年次と回答した学生からは「新入生ガイダンスで在学中のスケジュールをつくる企画があり、就職を意識したとともにスタートアップに関心を持つようになった」「事業プランを練ってプレゼンする講義で起業家精神の重要性を学び、意識するようになった」といったコメントがあった。以下「2年次」(25.4%)、「4年次」(7.3%)が続く。
大企業・中小企業と比較してスタートアップに期待することでは「挑戦できる環境」が64.8%でトップ。2位以下は「自由な働き方」(61.7%)、「早期キャリア形成」(40.4%)が続いた。
「Penmark 公式LINEアカウント」を利用中の学生1397人を対象に、2月18〜28日に実施した。
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