消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
就活支援サービスなどを運営するリーディングマーク(東京都港区)が、「2024年卒 最上位校就職人気企業ランキング」を発表した。1位は前回調査と変わらず「三菱商事」だった。
三菱商事は3年連続で1位を獲得した。学生の選考や地域などを問わず、幅広い人気を集めた。2位以下も総合商社が続き、「伊藤忠商事」「三井物産」「住友商事」「丸紅」と並んだ。伊藤忠商事は非資源分野を中心とした好調な業績などが寄与し、前回の3位から順位を上げる結果となった。
業界別の人気ランキングで、商社に続いて2位だった「コンサルティング・シンクタンク」の各社も堅調に推移した。同業界で最も順位が高かったのは「野村総合研究所」で、6位。その他、「アクセンチュア」(10位)、「PwCコンサルティング」(14位)などが上位に並ぶ。
業界別で3位の「IT」では、「NTTデータ」(11位)、「楽天グループ」(13位)、「NTTドコモ」(29位)、「グーグル」(33位)などが名を連ねた。前回調査でトップ100圏外だった企業では、「全日本空輸」(119位→45位)「日本マイクロソフト」(218位→71位)、「ソニーミュージックエンターテインメント」(307位→83位)などが100位以内にランクインした。
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