猛暑日、ローソンでは何が売れた？ 「氷菓」「制汗剤」を大きく上回った伸び率の商品とは：経済の「雑学」（1/2 ページ）

[昆清徳，ITmedia]

　7月10日、関東を中心に気温が上昇した。東京都心では今年初めて35度以上という猛暑日を記録した。また、東京、埼玉、千葉など9都県に「熱中症警戒アラート」が発表された（出所：都心で今年初の猛暑日、東京・埼玉・千葉・茨城など9都県に「熱中症警戒アラート」読売新聞オンライン7月10日付）

猛暑で売り上げが伸びた商品は？

　では、気温が上昇するとどういった商品が売れるようになるのだろうか。大手コンビニチェーンのローソンは、7月10〜11日に1店舗当たりの売り上げが前週同曜日（3〜4日）より大きく伸びた商品カテゴリーを発表した。

　最も売り上げが伸びたのは「冷凍飲料」で約6割増だった。具体的には、スポーツ飲料やお茶を凍らせたペットボトルタイプのドリンクだ。

「冷凍飲料」は約6割増（提供：ローソン、以下同）

　約4割増となったのは「制汗剤」だ。売り上げの上位10品は全てボディーシートで、特にアイスタイプが人気だったという。また、汗を拭くために購入する思われる「ハンカチ、タオル」も約3割増という結果に。

制汗剤は約4割増

ハンカチ、タオルは約3割増

　冷やしうどんは約3割増だった。ローソンでは、ざるそばや冷やし中華も扱っているが、冷やしうどんを選択する人が特に多かったようだ。冷やしうどんカテゴリーの商品はいくつかあるが、特に「冷しおろしぶっかけうどん」（451円）が売れたという。

冷やしうどんは約3割増で、特に「冷しおろしぶっかけうどん」（451円）が売れた