近年、SNSやインターネットの普及により、新たなトレンドや流行が瞬時に広まるようになってきた。その中でもTikTokで流行する「なぁぜなぁぜ」というフレーズが、テレビ番組での紹介を経て多くのSNSユーザーに広まっている。手持ちマイクを持ちながら皮肉めいた内容を「〜〜が××なの、なぁぜなぁぜ?」というフォーマットで話すというもので、TikTokで「#なぁぜなぁぜ」のタグが付けられた投稿の視聴数は累計3億回にも達している。
実は「なぁぜなぁぜ」を経営学的な視点からひもとくと、「トヨタ自動車」や「ソニー」といった世界的企業の成功パターンといくつか共通点がある。
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