JR東日本の“大きな駅”の近くで、家賃が安いのは?乗車人員20万人以上の駅

» 2023年08月03日 08時23分 公開
[堀内ひろITmedia]

 にぎわいや利便性を兼ね備えつつ、最もお手ごろに住める駅はどこなのだろうか。JR東日本管内で1日平均20万人以上が乗車する全7駅のうち、家賃相場が最も安い駅は「大宮」(7万4000円)であることが、LIFULL(東京都千代田区)の調査で分かった。

(出所:写真AC)

 大宮は京浜東北・根岸線や埼京線、湘南新宿ラインなどの在来線に加えて、東北、上越、北陸3線の新幹線が利用可能な埼玉県内で最も大きな駅。

 大宮駅について、同社は「大規模な商業施設がありショッピングや外食が好きな方、近場でなんでも済ませたい方に向いている駅と言えそう。お寺や神社が近くにあったり、運動に適した公園もある」とコメントした。

 2位は「横浜」(8万6000円)、以下「池袋」(9万7000円)、「品川」(10万8000円)、「東京」(11万円)、「新宿」(12万7000円)、「渋谷」(14万円)が続いた。

JR東日本管内で1日平均20万人以上が乗車する全7駅の家賃相場ランキング(出所:LIFULL、以下同)

 より乗車人員が少ない、JR東日本管内で1日平均10万人以上20万人未満が乗車する全19駅の家賃相場も見ると、最も安い駅は「柏」(6万2500円)。以下「西船橋」(6万9000円)、「船橋」(7万円)、「立川」(7万4000円)、「吉祥寺」(7万7000円)が続いた。

JR東日本管内で1日平均10万人以上20万人未満が乗車する全19駅の家賃相場ランキング

 対象駅はJR東日本「2022年度駅別乗車人員」ベスト100の駅で、対象物件はLIFULL HOME'Sに掲載された築40年以内、駅徒歩20分以内、専有面積15平方メートル以上40平方メートル未満の賃貸物件。家賃相場は管理費を含む月額賃料から中央値を算出した。抽出期間は2022年7月〜23年6月。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.