約8割が「職場でマスク着用」 着用率が高い職種は？：約3万人に聞いた（1/2 ページ）

[熊谷ショウコ，ITmedia]

　新型コロナウイルスの第5類感染症への移行後、職場でマスクを着用している人はどのくらいいるのだろうか。パーソル総合研究所（東京都港区）が行った調査では、就業時のマスク着用率は約8割。職業別では「福祉系専門職（介護士、ヘルパーなど）」が97.5％で最も高いことが分かった。

就業時のマスク着用率などを調査（画像はイメージ）

　就業時にマスクを「着用している」「たまに着用」している人の合計は79.8％。プライベートと比較すると6.1ポイント多くなっている。着用理由は「自己判断」（55.7％）が最も多く、次いで「会社からの指示」（31.2％）、「職場の雰囲気」（29.5％）と続いている。

マスク着用率と着用している理由など（出典：パーソル総合研究所、以下同様）

　新型コロナウイルスが5類感染症に移行した2023年5月8日以降、就業時のマスク着用が「減った」人は41.6％。会社の飲み会が「増えた」人は28.6％だった。

5類感染症移行後の変化

　職種別で見ると、マスク着用率が最も高いのは「福祉系専門職（介護士、ヘルパーなど）」（97.5％）で、以下「医療系専門職」（95.2％）、「販売員（販売店員、レジなど）」（92.4％）となっている。

職種別のマスク着用率