アフラックの”人財マネジメント戦略”に迫る データ活用やDX人財育成の方法とは?

» 2023年08月16日 10時00分 公開
[ITmedia]

 人材不足への対応や人的資本開示に注目が集まる中、どのように自社の人材を育成し、関連するデータを整備・活用しようかと悩んでいる企業は多いだろう。そうした悩みを解決するヒントになるのが、アフラックの「人財マネジメント戦略」だ。

 同社は2021年から職務等級制度を軸にした「人財マネジメント制度」を導入。さらに人的資本データの整備・戦略的活用や、「DX人財育成プログラム」などにも力を入れている。

 では具体的にどのような取り組みを行っているのか。その詳細について、アフラック生命保険 執行役員(人財マネジメント戦略担当)の伊藤道博氏がITmedia ビジネスオンライン/ITmedia NEWS主催のオンラインイベント「Digital Business Days -SaaS EXPO- 2023 Summer」(23年8月22日〜9月24日)で明かした。本記事ではこの講演内容の一部をお届けする。

アフラックの「人財マネジメント戦略」

 人財マネジメント制度では、各ポストに期待される役割やミッションを「職務記述書」に定め、仕事の大きさでグレードを決定。年功制を廃止しジョブベースの仕組みにした。職務記述書は約1400ポスト分あり、社長や役員の分も含め社内のポータルサイトで誰もが見られるようにしている。

 「20代が管理職に登用される可能性もあります。役職定年制も廃止し、年齢だけでポストオフすることもやめました。社歴や年齢、性別に関係なく誰もが活躍できる制度を目指しました」(伊藤氏)

 また、職務記述書を活用し、目指すキャリアと現状のスキルギャップ、それを踏まえたアクションプランを立て、上司と1on1をしながら能力開発のPDCAを回していく仕組みや、社内公募制度の拡充なども行っている。

人的資本データの整備・活用、まずは体制作りから

 さらにデータドリブンな人財マネジメントを実現するため、人事関連のさまざまなデータの整備・活用にも取り組んでいる。

 データ整備にあたっては、まずは体制作りからスタートした。ITや人事、統計のスペシャリストを集め、人財戦略部内に専門部署「人財テクノロジー課」を新設。そこから人事のオペレーションやエンプロイージャーニーを考慮し、人財マネジメント戦略に適したシステムを導入した。

 ではアフラックは人財マネジメントシステムの全体像をどう設計したのか。実際どのようなツールを導入し、人的資本データを分析・活用しているのか。ここから先を詳しく知りたいなら、ぜひDigital Business Days -SaaS EXPO- 2023 Summerの「コーポレートガバナンス」カテゴリーをチェックしてほしい。講演の後半にはDX人財の育成方法についても紹介している。

 イベントでは伊藤氏が登壇する「コーポレートガバナンス」カテゴリー以外にも、コミュニケーション、セールス、マーケティング、リーガル(法務)、アカウンティング(経理)、カスタマーサクセスと7つの基調講演を用意している。

 登録は無料で、アーカイブ配信を含め23年8月22日(火)〜9月24日(日)の会期中はいつでも視聴できる。

アフラックの「人財マネジメント戦略」をチェック!

 アフラックの人財マネジメント戦略は、DX人材育成や人的資本データの整備・活用に悩む企業のヒントとなるでしょう。貴重なセッションをオンデマンド配信中です。

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