中古車販売のビッグモーターの店舗周辺で街路樹が枯れた問題で、東京都は8月16日、都内9店舗付近の土壌から除草剤の成分が検出されたと発表した。所轄の警察署に被害届を提出し、ビッグモーターに原状回復を求めるとしている。
都は、都道沿いにあるビッグモーター16店舗のうち、街路樹が植えられている14店舗付近の土壌を調査。世田谷区八幡山3丁目付近、代田1丁目付近、練馬区谷原1丁目付近、関町北5丁目付近、立川市錦町6丁目付近、青梅市新町4丁目付近、国立市泉4丁目付近、武蔵村山市本町1丁目付近、多摩市貝取5丁目付近の9カ所で除草剤の成分を検出したという。
全国のビッグモーター店舗で、公道に面する街路樹や植え込みの枯死が相次いでいる。同社は、清掃活動のために除草剤を散布し、枯れさせた可能性が高いと認めており、全国の自治体が調査している。
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