「辞めたけど良い会社」ランキング 外資系2位「グーグル」、1位は?(1/2 ページ)

» 2023年08月27日 08時00分 公開
[熊谷ショウコITmedia]

 転職・就職のための情報プラットフォームを運営するオープンワーク(東京都渋谷区)は、「退職者が選ぶ『辞めたけど良い会社』ランキング」を発表した。外資系企業の1位はコンサルティング会社のマッキンゼー・アンド・カンパニー、日系企業の1位は人事コンサルティング会社のリクルートマネジメントソリューションズだった。

オープンワークが「退職者が選ぶ『辞めたけど良い会社』ランキング」を発表(画像:ゲッティイメージズより)

 外資系の2位はグーグル、3位はP&G ジャパン。日系の2位は特許庁、3位はリクルート。外資系では、上位30社中8社がコンサルティング業界、5社がSler関連、4社が航空業界となった。一方、日系企業のランキングでは半導体、インターネット、冠婚葬祭、食品飲料、証券、官公庁など、多種多様な業界が上位に。リクルートグループからは5社がランクインしているのも特徴だ。

退職者が選ぶ「辞めたけど良い会社ランキング」外資日系別(出典:プレスリリース)

 マッキンゼー・アンド・カンパニーを退職した理由を見ると「他にやりたいことができたために退職した。ただこの会社で時間を過ごしたことには一切後悔していない」「この先パートナーを目指しコンサルタントを極めるか、夢である自分の事業を運営するかの二択を検討し、後者に引かれたため」などの声が上がっている。

 リクルートグループの退職者による口コミからは「新しい環境でチャレンジしたいという前向きな転職で、不満があって辞めたわけではない」「独立のため。そもそも将来独立を視野に入れていた。ここでの経験が独立に生きると考えていた」など、前向きな理由が見られた。

 オープンワークでは「『いつかは退職をする』というマインドセットとともに入社し、望んだ経験やスキルが得られたことに対して自社を高評価し、『卒業』をする様子がうかがえる」と分析している。

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