CxO Insights

「実際、スレッズってどう思ってます?」 フェイスブック ジャパン代表に聞いたMetaは「2ケタ増収増益」(1/2 ページ)

» 2023年09月15日 08時00分 公開

 世界のインターネットビジネスをけん引するGAFA。そのGAFAのFであるフェイスブックは、将来を見据えてメタバースにも力を入れ、2021年に社名をMetaに変えた。日本での社名は「Facebook Japan(フェイスブック ジャパン)」だ。

 Metaは一企業であるにもかかわらず、世界有数のSNSをいくつも保有している。フェイスブックにインスタグラム、加えて海外でLINE以上の存在感があるWhatsAppなどだ。

 新型コロナウイルスの時代を得て、ネットビジネスの在り方にも変化が見られた。特にMetaは直近でも、新たなSNS「Threads(スレッズ)」をリリースしたり、大規模言語モデル「Code Llama」を公開したりしている。

 日本という特殊な市場で、いかにしてビジネスを進めていくのか。Facebook Japanの味澤将宏代表に聞いた。

味澤将宏(あじさわ まさひろ)Facebook Japan代表取締役。福島県出身。立命館大学経営学部卒業。西オーストラリア大学経営学修士。2000年、オグルヴィ・アンド・メイザージャパンに入社。08年より日本マイクロソフトにてPCおよびモバイルディスプレイ広告ビジネスを統括。12年4月、Twitter Japanにセールスディレクターとして入社。16年11月より上級執行役員広告事業担当本部長および日本・東アジア地域事業開発担当本部長を兼任。20年1月、Facebook Japanの代表取締役に就任

プライバシーに配慮した商品が業績アップに貢献

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.