高級老人ホームは、どのエリアに多いのだろうか。入居金2000万円以上の老人ホームを調べたところ「東京都世田谷区」(47件)が最も多いことが、LIFULL senior(東京都千代田区)の調査で分かった。
2位は「東京都杉並区」(24件)、3位は「東京都港区」「東京都目黒区」(いずれも14件)と、上位は東京23区がランクインした。
1位の東京都世田谷区は、高級住宅街が複数あることから、高級老人ホームも多い結果となった。ベネッセスタイルケアの運営する「アリア」や「グランダ」、チャーム・ケア・コーポレーションの「チャームプレミア」や「チャームスイート」など、各介護事業者が富裕層向けのブランド施設を多く運営しているのが特徴だ。
2位は、1位の世田谷区に隣接する東京都杉並区だった。ベネッセスタイルケアの「アリア」のほか、アライブメディケアの「アライブ」も多く運営している。
18位にランクインしている「北海道札幌市中央区」は、2030年に北海道新幹線が札幌駅まで延伸する予定で、駅付近の再開発が注目されているエリアである。住宅や商業施設、病院も続々と建設されていて、中央区は23年7月だけでも高級老人ホームが2施設オープンし、今後もさらに増えていく可能性があるという。
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