2025年に卒業予定の学生のうち、97%が秋冬インターンへの参加を希望していることが、就活サイトを運営するワンキャリア(東京都渋谷区)の調査で分かった。また、昨今話題の対話型AI「ChatGPT」を就活で活用、または活用したいと考える学生は、合わせて66%に上った。
秋冬のインターンシップについて、全体の97%が「参加したい」と回答した。インターンに期待することは「本選考への優遇を獲得すること」が全体の65%を占めた。次いで「先行練習」(42%)、「仕事内容が自分に向いているか知る」(30%)と続いた。本選考へのメリットを見越して秋冬インターンシップへの参加を考えていることがうかがえる結果となった。
参加したいインターンシップの形式は、48%が「完全対面」を希望。44%がオンライン対面とのハイブリッド形式を希望した。回答者からは「社風を肌で感じられる」「実際の職場を見学したい」など、職場のリアルな様子を知りたいという声が寄せられた。
就職活動においてChatGPTを「活用している」人は28%だった。「活用していないが、これから活用したい」人は38%となり、全体の66%が活用している、もしくは活用の意向があることが分かった。
ChatGPTの活用方法は「ES作成」が91%を占めた。次は「自己分析」(30%)と続いた。具体的な活用については「添削校正のために使用した」という回答が57%と最も多い結果となった。
調査は7月10〜13日にインターネットで実施し、25年卒の大学生378人から回答を得た。
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