30代共働き夫婦の世帯年収 2位「600万〜700万円」、1位は?

» 2023年09月23日 08時00分 公開
[季原ゆうITmedia]

 お金に関するメディアを運営するタンタカ(東京都江東区)は、30代の共働き夫婦を対象に「世帯年収」を調査した。世帯年収を見ると「500万〜600万円」(17.0%)が最も多いことが分かった。

photo 30代の共働き夫婦の貯金額などを調査(画像はイメージ)

 次いで「600万〜700万円」(16.3%)、「700万〜800万円」(15.0%)、「800万〜900万円」(11.0%)、「400万〜500万円」(10.7%)、「1000万〜1500万円」(9.0%)という結果に。「1500万円以上」は1.7%、「100万〜300万円」は4.0%。

 夫婦そろってフルタイム勤務なのか、どちらかが時短勤務をしているのかで収入は大きく変化するが、30代夫婦では「500万円以上800万円未満」の世帯年収が半数近くいることが分かった。

photo 世帯年収(出所:プレスリリース、以下同)

 月々の預貯金額は「5万〜10万円未満」(24.7%)と答えた人が最も多かった。次いで「3万〜5万円未満」(22.0%)、「1万〜3万円未満」(20.7%)となった。共働きであっても預貯金額が「1万円未満」と回答した人は、8.3%もいることが分かった。

photo 月の預貯金額

 お金を貯める目的は「老後のため」(29.3%)が最も多く、次いで「教育費」(23.2%)、「不測の事態に備えて」(20.3%)と続いた。

 「老後資金や教育費とは別に、万が一のときのためにお金を貯めておくと安心感は高くなるが、毎月そこまでの預貯金ができる家庭は限られていそうだ」(同社)とコメントした。

photo 預貯金の目的

 調査は、インターネットで行った。実施日は8月31〜9月4日。有効回答数は300人。

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