転職を希望しているミドル世代(30〜49歳)は、どのくらいの年収を手にしているのだろうか。全エリア・職種の年収を見ると、平均523万円であることが、MS-Japan(東京都千代田区)の調査で分かった。
年収の内訳は「400万〜599万円」(39.0%)が最も多く、次いで「399万円以下」(30.0%)、「600万〜799万円」が(17.9%)。「800万円以上」と答えたのは13.1%という結果に。
年収を職種別で見ると「監査法人」が928万円、「コンサルティングファーム」が779万円、「経営企画」が733万円、「法律事務所」が712万円と続いた。より専門知識が求められる分野で働いている人は、年収が高い傾向がうかがえた。
最も高かった「監査法人」と最も低かった「秘書・オフィスワーク」(369万円)を比べると、実に559万円もの差が生じた。
エリア別で比べると「首都圏」の平均は563万円に対し、「東海・関西圏」は451万円と、112万円もの差があった。
今回の調査は、23年1〜6月に人材紹介サービス「MS Agent」に登録した30〜49歳の転職希望者を対象に行った。
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