管理部門の6割が「メンタル不調の経験あり」、原因は?

» 2023年10月17日 09時00分 公開

 社会人になってからメンタル不調を感じたことがある人は、どのくらいいるのか。管理部門のビジネスパーソンに聞いたところ「メンタル不調を感じたことがある」(62%)と答えたのは6割を超えていることが、転職サービスを運営するMS-Japan(東京都千代田区)の調査で分かった。

photo MS-Japanは「管理部門のメンタル不調経験と企業のメンタルヘルス対策の実態調査」を行った(画像はイメージ)
photo メンタル不調経験(出所:プレスリリース、以下同)

 メンタル不調を経験した人を職種別に見ると、「経営企画」が最も多く76%。次いで「経理」「総務」(いずれも64%)、「法務」(58%)と続いた。一方、最も少なかったのは「内部監査」(38%)と、職種による偏りが見られた。

photo 職種別・メンタル不調経験割合

 メンタル不調の原因については「職場の人間関係」(65%)がトップ。次いで「仕事の量・負荷へのストレス」(58%)、「職場でのハラスメント」(40%)、「仕事の責任へのストレス」(37%)と続いた。

photo メンタル不調の要因

 今回の調査は、全国の管理部門人材を対象に、インターネットで行った。期間は9月12〜19日、有効回答数は294人。

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