「イオン南平岸店」札幌市豊平区にオープン、特徴は?11月22日オープン

» 2023年11月02日 10時26分 公開
[熊谷ショウコITmedia]

 イオン北海道は11月22日、札幌市豊平区に「イオン南平岸店」をオープンする。2022年8月まで「マックスバリュ平岸店」として運営し、一時営業終了していた店舗をリニューアル。暮らしにかかわる商品ラインアップを拡充するなど改装を進めた。

「イオン南平岸店」店舗外観イメージ。売場面積は約2600平米、駐車台数は30台(出典:プレスリリース、以下同)

 同店がある札幌市豊平区は、通勤通学の人々が行き交う札幌市営地下鉄「南平岸駅」に隣接し、周辺は単身世帯が比較的多いエリアとなる。新店舗は「なんぴら エッセンシャル BASE」をコンセプトに、地域住民向けにメークブランドや基礎化粧品といったビューティーケア商品を拡充した。

 メーク用品に関しては、「CANMAKE」「CEZANNE」「WHOM EE」など、多種多様な品ぞろえを実現。近年ニーズが高まっているアジアンコスメは季節ごとの限定品を扱い、ニーズに合わせた商品や、化粧品やフェースマスクといった基礎化粧品も扱う。

化粧品売り場など

 来店者が自身の健康状態を来店時に気軽に把握できるよう、血圧計や野菜摂取度を測定できる機器なども設置。栄養不足をサポートする商品のほか、医薬品、衛生用品も豊富にそろえる。

 食品は調理時間を短縮できる簡便、即食商品を拡充。店内製造のデリカ、インストアベーカリー商品を豊富にそろえるほか、農産、水産、畜産売場では鮮度にこだわった旬の品を強化する。

店内製造のデリカ商品

 冷凍食品コーナーでは、主食、メイン、副菜が1つになったワンプレート商品や、冷凍野菜、冷凍果実、フローズンデザートなどをラインアップ。2階売場では「おつまみ」をキーワードに、酒用の氷やワインに合う洋食系商品、食べきりサイズのからあげ、焼き鳥などを扱う。

冷凍食品コーナー

 そのほか、支払いにはフルセルフレジ15台や支払いセルフレジ2台(精算機台)、キャッシュレス専用のセルフレジを6台、電子棚札などのデジタル設備を導入することで、快適に買い物できる売場環境を構築。デジタルサイネージも導入し、商品やサービスをより分かりやすく伝える仕組みも設けるとしている。

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