シロカ(東京都千代田区)は、昔ながらの囲炉裏をモチーフとした卓上調理家電「おうちいろり」を12月1日に発売する。
焼き鳥などの串料理や焼き肉、あぶり焼きまで楽しめる焼き網、炒め料理や煮込み料理にも活躍する深皿など、付属のプレートを使い分けることで幅広い料理に対応できる。
高火力のヒーターですばやく設定温度に到達させることが可能で、深皿を使用した際、200度に到達するまでの時間は約6分。温度は料理に合わせて、5段階で設定できる。
深皿使用時には、マイコン制御で温度を200度で一定に保つ「ヘルシーモード」を選択可能。200度で調理することで、焼き過ぎによる焦げを抑えられるとともに、おいしさの要素となる香り成分を最大化し、食材のおいしさを引き出せるという。
焼き網を使用した調理の際には、油受けに水を張ることで煙を抑えられる「減煙構造」を採用。深皿使用時も、マイコン制御で温度を一定に保つことで煙を抑えられる。
付属のレシピブックには、普段の食事に活躍する基本の料理から、特別感のある食事をしたい時のおもてなし料理まで、テーマに合わせた63種類のレシピを掲載している。
製品は土鍋・蒸し皿ありのSQ-D151Dと、土鍋・蒸し皿なしのSQ-D151の2種類。市場想定価格はSQ-D151Dが4万円前後、SQ-D151が2万5000円前後。
「おうちいろり」を開発したきっかけとして、シロカは「『誰かと過ごす時間の価値』や『みんなで食卓を囲むことの大切さ』を再認識し、食と会話を楽しむ時間を創出できる製品を提供したいという思いがあった。単なるグリル鍋ではなく、また調理道具としてだけでもない、新たな価値を届けたい」としている。
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