「廃タイヤ」を使ったグローブが発売 どんな商品なのか

[秋月かほ，ITmedia]

　「廃タイヤ」と本革を組み合わせたグローブ「グローブ for Touch」をモンドデザイン（東京都港区）を11月9日に発売した。廃タイヤをアップサイクルするブランド「SEAL」から数量限定で販売し、価格は1万8700円。

廃タイヤと本革を組み合わたグローブ「グローブ for Touch」（出典：プレスリリース、以下同）

　国内手袋の産地・香川県の職人が製造した。特徴は、使いやすさと強度を兼ね備えていること。手の甲や指周りに防水性と耐久性があるタイヤチューブを採用している。指先の動きに合わせた立体縫製によって、違和感なく手になじむグローブとした。

使いやすさと強度を両立

　人指し指の部分には導電糸刺繍を施しており、着用した状態でスマートフォンやタッチパネルを操作できる。内側の生地にはマイクロフリースを採用。甲部分と掌部分で厚さを変え、暖かさを保ちながらグリップのしやすさも両立した。日常生活はもちろん、自転車やバイクでの利用も想定している。

タッチパネルの操作も可能

　環境問題やSDGsに関心がある人や、こだわったアイテムを楽しみたい人に向け、アップサイクル製品に対する新たなニーズの拡大を目指すという。サイズはM・Lの2種類を用意した。SEALオフィシャルオンラインストアとSEAL表参道本店で販売する。

手の甲・指周りにタイヤチューブを採用

内側にはマイクロフリースを使用した