職場での休暇取得、自由に取れる派は8割超──。「Job総研」を運営するライボ(東京都渋谷区)と日本経済新聞社(東京都千代田区)の共同調査で分かった。働いている男女に、職場での休暇取得について尋ねたところ「自由に取れる」と答えたのは84.5%。連休についても「取れている」と回答したのは69.7%だった。
休暇取得のタイミングについて「周りと合わせる」が40.6%、「合わせない」が31.8%。タイミングを合わせるという人に、誰に合わせることが多いかを聞いた。「同僚」(52.6%)が最も多く、次いで「上司」(48.8%)、「先輩」(35.8%)と続いた。
休むことに対して「罪悪感がある」と答えたのは38.3%で、世代別で見ると「20代」(44.3%)が最も多かった。その理由として「同僚に迷惑をかけるから」(51.2%)、「同僚が働いているから」(37.4%)が目立った。特に「繁忙期」「仕事がたまっているとき」「自分以外に担当できない業務があるとき」などに、休みにくいと感じているようだ。
休暇取得のしづらさについて「人手不足でも採用が進まないのでまったく休みを取れない。休みを取得したほうがより大変になる状態」「休暇取得するために残業などをする必要があり、休みをとっても顧客対応などで気持ちが休まらない」などの声があった。
調査は8月24〜26日、20〜50代の働く男女529人を対象に、インターネットで実施した。
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