ビジネスパーソンは、仕事上でどんなストレスを抱えているのだろうか。チューリッヒ生命保険(東京都中野区)の調査によると、仕事上でストレスを感じる要因1位は、3年連続で「給与・賞与(金銭面)」(20.1%)となった。
次いで「仕事内容」(17.4%)、「上司・部下以外の社内の人間関係」(14.0%)、「上司との関係」(12.5%)、「仕事環境」(10.6%)だった。過去3回分のトップを比較してもあまり変化がないことから、特に経済面でのストレスが近年の悩みとして大きいことがうかがえた。
勤務先で導入されている制度のうち、コロナ禍前から最も多く導入されていたのは「時短勤務」(16.3%)で、次いで「フレックスタイム制」(15.5%)、「在宅勤務」(13.8%)となった。一方、コロナ禍を経て導入された制度1位は「在宅勤務」(22.7%)となり、以下「コロナ休暇・ワクチン接種休暇」(16.7%)、「時差出勤」(9.0%)と続いた。
「在宅勤務」はコロナ禍後も継続している制度でも1位となり(25.8%)、一般的に定着しつつある様子がうかがえた。「コロナ休暇・ワクチン接種休暇」も9.9%と約1割の企業が継続していて、コロナ禍を経て大きく導入が進んだ制度の一つとなったようだ。
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