残業代ってどうやって計算するんですか？：おとなの六法（2/2 ページ）

[岡野武志，ITmedia]

結論・要点

【結論】

　残業代の計算方法は、労働基準法で決まっている。

【要点1】

　1日の労働時間が8時間を超えた場合などは、時給の1.25倍の金額がもらえる。

【要点2】

　法定休日（週1日）に出勤した場合は、時給の1.35倍の金額がもらえる。

【要点3】

　1カ月の残業時間が60時間を超えた場合は、時給の1.5倍の金額がもらえる。

この記事は、『おとな六法』（岡野武志／クロスメディア・パブリッシング）に掲載された内容に、編集を加えて転載したものです。

著者プロフィール：岡野武志（おかの・たけし）

　アトム法律事務所 代表弁護士 第二東京弁護士会所属。高卒フリーター生活10年を経て、司法試験に合格。アトム法律事務所を創業し、グループ全国12拠点の法律事務所に成長させる。その後、2019年から法律をテーマにした動画配信を開始し、YouTube 国内ショート動画クリエイターランキング1位（2021年）、TikTok CREATOR AWARD 教育部門最優秀賞を2年連続で受賞（2021年、2022年）。現在のYouTubeチャンネル登録者数は153万人（2023年9月時点）。著書に『人生逆転最強メソッド』（KADOKAWA）がある。