ちくわぶの販売エリアが最も広いのがローソンだ。
関東の7都県(茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川)はもちろん、南東北(宮城、山形、福島)、甲信越(新潟、山梨、長野)、東海(静岡、岐阜、愛知、三重)、北陸(富山、石川、福井)の20都県で販売。ちくわぶマップでは20%未満の東海や北陸地域もカバーしている。
「地域ごとにニーズが異なるので、その地域に合わせた具材を提供している」と、その理由はセブンと同様だが、各地域の食文化の捉え方などについては微妙に異なるようだ。
一方で、ファミリーマートはちくわぶの販売を取りやめた。以前は販売していたが、現在は全国的にもなじみのある「焼きちくわ」に変更し、全国で同じ具材の種類を統一して販売しているという。
理由の一つが新型コロナウイルス禍によるおでん需要の減少だ。トングで具材を選ぶ販売方式が感染防止の観点から避けられ、取り扱いをやめる店舗が相次いだ。衛生管理や調理に手間がかかるため人手不足も逆風となり、ファミマに限らずおでんの販売をやめるコンビニは増加傾向にあるようだ。
それでも具材は全国統一化に至ったファミマだが、つゆや、からしなどの調味料は地域によって変えている部分があるという。
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