のりちゃん: タケシさんのつけてる弁護士バッジ、金ぴかですね!!
タケシ弁護士: せやろ〜。これ、ぴっかぴかやろ!
のりちゃん: このバッジ、何でできてるんですか?
タケシ弁護士: 実はおれのバッジ、普通のバッジとちょっと違う材質でできてるねん。
弁護士バッジって、一般的なのは純銀でできていて、金色の部分には金メッキが施されている。そのため、何年もつけていると金メッキが剥(は)げて、いぶし銀みたいな色になる。
また、特注の18金の弁護士バッジをつくることもできる。おれがつけているバッジはこっちの方。値段は8万4600円。
ちなみに、バッジのモチーフはひまわりで、中に天秤が描かれている。ひまわりは正義と自由を、天秤は公正と平等を表している。
バッジの裏には、「日本辯護士連合會員章」という文字と、弁護士の登録番号などが記載されているで。あと、もし弁護士バッジをなくして再交付してもらったら、「再」という文字と再交付回数が刻印されることになる。
弁護士はバッジを、普通はスーツの左側につけてる。弁護士バッジをつけていたら、裁判所の所持品検査が免除されたり、拘置所での手続きがスムーズになったり、何かと便利やねん。
ただ、仕事が終わったあとは、バッジを裏返しにしてスーツにつける人も多い。理由は、バッジをそのままつけてると、弁護士と気づかれて面倒ごとに巻き込まれるリスクがあるから。「バッジを鞄にしまえばいいのでは?」と思う人もいるかもしれないけど、それだとバッジをなくしてしまうリスクがあるからね。おれもなくさないように気をつけんとな。
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