子ども向けサイト「ニフティキッズ」を運営するニフティ(東京都新宿区)は、「小中高校生が選ぶ2023年の漢字」を発表した。23年を表す漢字1位は、22年と同じく「楽」(獲得数68)が選ばれた。
理由には「コロナウイルスが収まってきていろいろなことを楽しめるようになったから」など、コロナの影響が少なくなりマスク着用の義務がなくなったこと、行事が復活したことや、「とても学校生活が楽しいから」「中学生になり、学校生活がとても楽しくなったから」と、友だちと楽しい思い出ができたことを喜ぶ声が聞かれた。
2位は22年3位の「推」(獲得数67)がランクアップした。「大好きな推しに出会えたから」「推し活が楽しかったから」といった声が多く寄せられた。ここ数年の調査順位を見てみると、子どもたちの関心が「恋愛」から「推し」へと変化している様子が見られた。
3位は「恋」(獲得数61)で、22年の2位からランクダウンしたものの、調査を開始した17年からずっとトップ3にランクインし続けている。理由では「今までで一番恋を楽しめた」「恋しかしてなかったから」などのコメントが集まり、恋愛に対する興味関心が高い子どもたちが多いことが分かった。
3位以下には、日本代表「侍ジャパン」のWBC優勝を始めとするスポーツの話題から「勝」や、例年より気温の高い日が多かったことから「暑」、ロシアによるウクライナ攻撃やイスラエルとハマスの衝突から「戦」「乱」など、世界情勢やスポーツの話題からの回答が多かった。
調査は小中学生を中心とする「ニフティキッズ」訪問者を対象にインターネットで行った。期間は10月10日〜11月21日、有効回答数は1192人。
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