従業員向け研修を展開する識学(東京都品川区)が派閥に関する調査を実施し、52.7%が「職場に派閥があった方がいいと思う」と回答した。派閥によって「円滑に業務ができる」という回答は39.3%に上った。
職場に派閥は「ある」は22.2%だった。
男女別で見ると、男性が25.1%、女性は20.3%と、やや男性の方が高い結果に。年代別では、大きな差はなく、どの世代にも少なからず派閥は存在していることが見てとれた。
どんな派閥が存在しているかについては、出身校同士のグループで形成される「学閥」(48.0%)が最多となった。次いで、「所属する部や課によるもの」(44.3%)、「入社年」(38.7%)と続いた。
一方、「社長派・専務派などの上長が形成したもの」については、年代が上がるにつれてその割合が高くなるという結果となった。
派閥についてどう思うか聞いた。その結果、「あった方が良いと思う」は52.7%と半数を超えた。理由については、「連帯感が生まれるから」「お互いの悪い部分、良い部分を審査し合えるから」といった声が寄せられた。
一方、「ないほうがいい」(47.3%)の理由については、「気を使わないといけないから面倒くさい」「身内びいきにつながり正当な判断ができなくなる」などの意見があった。
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