イオンは全国の店舗で、プライベートブランド「トップバリュ」の29品目を値下げすると発表した。9月に値下げした第1弾の31品目と合わせ、計60品目が値下げとなる。値上げラッシュで消費者の負担が高まる中、配送形態の見直しやグループのスケールメリットを活用して値下げを実現した。
第2弾の対象商品は「オーガニック成分無調整豆乳」や「冷凍パスタ」「ティシューペーパー」といった必需品に加え、需要が高まる「鍋つゆ」など29品目。イオンは今回の値下げに至った要因について、大豆や食用油など一部で原材料価格が安定し始めたことと、グループ一丸で販売数量を拡大することによるスケールメリットを挙げた。
第1弾では「サラッとコクうまサラダ油」「ヌードル3種」や、「とろける ミックスチーズ」「リサイクルトイレットペーパー」などを値下げした。「値上げラッシュの中、値下げに挑む企業はありがたい」「本当に必要な値上げは理解できるが、還元できるところはしっかり還元してくれてうれしい」といった消費者の声が集まったという。
値下げは「イオン」「イオンスタイル」「マックスバリュ」など、全国の約1万店舗で実施する。イオンは今後について「これからもお客さまの声に耳を傾けながら、価値ある商品をお値打ち価格にてご提供できるよう、今後もたゆまぬ企業努力を続けてまいります」としている。
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