「高島屋のクリスマスケーキ」破損問題 原因は？ 責任は？（1/2 ページ）

[産経新聞]

　高島屋は27日、オンライン販売したクリスマスケーキの一部が破損して届いた問題で、製造や配送委託先の調査を進めた結果、原因を特定できなかったことを明らかにした。ただ、消費者に対する責任は全て高島屋にあるとして、返金や商品交換に応じる。同日記者会見した横山和久専務営業本部長は「多くのお客さまの期待を裏切り、多くの消費者の皆さんに心配をかけたことを、深くおわびする」と謝罪した。

会見する横山和久代表取締役専務営業本部長＝27日午前、東京都中央区（岩崎叶汰撮影）

　問題があったのはオンラインで販売した「＜レ・サンス＞ストロベリーフリルショートケーキ」（5400円）。2879個販売し、26日午後8時時点で1207件の問い合わせがあり、807件の破損を確認した。令和4年から2年連続で取り扱った商品で、昨年も2831個を販売した。