学習障害について取り上げた英語の長文問題が「受け取り手によっては違和感を覚える可能性がある」として没になった例もあったという。
一方で受験生に興味を持ってもらう工夫も凝らしている。実際、平成30年の地理では名作アニメ『ムーミン』が題材になり、話題を呼んだ。
大塚氏は「少しでも自分の専門領域に興味を持つ人が増えればという思いも込められている」と話す。
大学ごとの入学試験と異なり、共通テストは合・不合を分けるためのテストではない。大塚氏は「基本的にひっかけ問題のような出題はない。素直に向き合ってほしい」と受験生にエールを送っていた。(花輪理徳)
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