マツダの北米事業を統括するマツダノースアメリカンオペレーションズは1月30日(現地時間)、新型クロスオーバーSUV「MAZDA CX-70」を初公開した。米国・カナダで今春の発売を予定し、需要が堅調なSUVのラインアップを拡充する。
CX-70は、マツダのラージ商品群の第3弾。重点市場の北米向けに開発した2列シートのクロスオーバーSUVで「Passion Pursuer」(情熱の探求者)をコンセプトとする。好きなことや興味があることへの挑戦を楽しむスポーティーなデザインと、ゆとりある実用的な荷室空間を備えた。
デザインは「魂動(こどう)−SOUL of MOTION」をテーマに生命感を表現。力強い造形の前後バンパーや、新デザインの21インチアルミホイール、各所に施した黒色パーツのエクステリアや赤系色のバーガンディを基調としたインテリアが特徴だ。
荷室空間は、後方開口部からスイッチ操作で2列目シートを倒せる電気式のリモートフォールド機能を採用。2列目シートをたたんだ際にも床面がリアの掃き出し口からフラットになり、床下収納スペースは3つを備える。
安全性能には「クルージング&トラフィック・サポート(CTS)緊急停止支援機能付」を採用。CTSを使用すると、手放し運転やドライバーの閉眼・脇見を検出し、段階的な注意喚起を行う。注意喚起してもドライバーに変化がない場合、車両の減速・停止を支援して事故時の被害軽減を図る。
パワートレインは、3.3リットル直列6気筒ガソリンエンジン(ターボチャージャー付)に「M Hybrid Boost」を組み合わせた「e-SKYACTIV G3.3」、2.5リットル直列4気筒ガソリンエンジンと電動モーターを組み合わせたプラグインハイブリッドシステム「e-SKYACTIV PHEV」の2種類を用意する。
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