亀田製菓(新潟市)は「亀田の柿の種」のパッケージデザインをリニューアルし、2月上旬に販売を開始する。デザインのリニューアルは2016年以来8年ぶりで、新パッケージでは同商品の独自性である「カリッと食感」を訴求した。
新たなパッケージには、亀田の柿の種の特徴である食感を「カリッと」という記載で大きくアピールしたほか、柿の種やピーナッツのイメージもあしらった。 また「180g亀田の柿の種6袋詰」限定で、デザインの配色にユニバーサルデザインを採用。カラーユニバーサルデザイン機構による「カラーユニバーサルデザイン(CUD)」認証を取得し、色覚の個人差を問わず楽しめる仕様とした。
今回のリニューアルについて、マーケティング戦略部の商品担当者は、同商品のポイントである、カリッとした食感の良さを伝えられるかを軸にデザインを変更したとコメント。パッケージの裏面には食感の秘密や、製造過程の動画を見られるQRコードを記載するなど工夫も凝らしている。
同商品は生地内部に大きな空洞があることが特徴だ。薄さにこだわった生地を高温で焼くことで空洞を作り、カリっとした食感を生み出している。
1966年に発売した亀田の柿の種は、時代の変化とともにリニューアルを実施してきた。77年には6分包の商品を発売し、94年からブルーリボンのデザインを採用。その後もイメージキャラクターを登場させるなどの変遷をたどり、20年は柿の種とピーナッツの割合を6対4から7対3に変更した。
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