リスキリングの必要性を感じている人は31.6%(大いに感じている:8.2%、感じている:23.4%の合計)となった。
一方で、実際にリスキリングに取り組んでいる人は18.2%にとどまった。取り組む理由は「社内でのキャリアアップのため」が40.9%と最も多く、次に「漠然とした将来への不安があるため」が21.7%を占めた。
同業種や異業種への転職や副業を目的としてリスキリングに取り組む人は合計25.0%以下にとどまった。こうした結果から、社内での活躍を目的とした取り組みが多い傾向が読み取れる。
リスキリングに取り組んでいる人でエンゲージメントが高いと感じている人は49.5%(高い:13.1%、どちらかといえば高い:36.4%の合計)と半数近くを占めた。
一方、リスキリングに取り組んでいない人でエンゲージメントが高いと回答した人は9.2%(高い:1.1%、どちらかといえば高い:8.1%の合計)。リスキリングに取り組んでいる人と比較すると、40.3ポイントの差が開いた。
調査は23年11月22〜28日、従業員規模10人以上の企業に属する、経営者・役員を含む雇用者(正社員)で、20歳以上のホワイトカラー職種を対象にインターネットで実施。1086人から回答を得た。
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