東急プラザ原宿「ハラカド」4月オープン 特徴は?75店舗が出店(1/3 ページ)

» 2024年02月09日 10時29分 公開
[熊谷ショウコITmedia]

 東急不動産(東京都渋谷区)は、東京地下鉄(東京メトロ)と推進してきた商業施設「東急プラザ原宿『ハラカド』」(以下、ハラカド)を4月17日に開業すると発表した。併せて、神宮前交差点にて営業中の「東急プラザ表参道原宿」を「東急プラザ表参道『オモカド』」(以下、オモカド)に改称する。

東急プラザ原宿「ハラカド」外観(出典:プレスリリース、以下同)
東急プラザ表参道「オモカド」外観

 ハラカドは、さまざまなカルチャーを生み出してきた原宿・神宮前エリアの時代背景を踏まえ、「多様な人々の感性を刺激する、新たな原宿カルチャーの創造・体験の場」として開業。地下1階から地上7階の屋上テラスに計75店舗が出店するほか、ポップアップ、OOH(Out Of Home:屋外広告)を超えた3種類の体験型メディアを新設する。

 同施設の文化創造・発信拠点としての役割を担うのは、3階の「クリエイターズプラットフォーム」。“クリエイティブな社交場”を目指す会員制のクリエイティブラウンジ「BABY THE COFFEE BREW CLUB」のほか、博報堂ケトルが運営する専門スタジオ「STEAM STUDIO」、ラジオ局のJ-WAVEによるポッドキャストスタジオとアートギャラリーを併設したスタジオ「J-WAVE ARRTSIDE CAST」など、全17店舗が展開する。

3階「クリエイターズプラットフォーム」
主な出店企業

 飲食フロアの5〜6階は、多様な人々が集う「原宿のまちの食堂」として、従来の原宿・神宮前エリアにはない過ごし方や体験価値を提供。5階はクリエイティブマインドを刺激するような内装の店舗が横丁のように軒を連ね、アートも点在する。

5階フロアイメージ

 6階は緑豊かな芝生ゾーンと屋上テラスがつながり、自分らしい時間の過ごし方を提案。地下1階に入店する「小杉湯原宿」とのコラボ企画として、銭湯の後に「銭湯飯(仮)」も提供するという。5〜6階ともに午前11〜午後11時まで営業し、ランチ需要はもちろん、夜の食事需要にも対応する。

6階フロアイメージ

 5〜7階一体を「HARAJUKU KITCHEN&TERRACE」と呼び、飲食フロアと屋上テラス約860坪には全23店舗が集積する。

「HARAJUKU KITCHEN&TERRACE」イメージ
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