ダイソー、在庫確認ができるアプリをリリース 国内約6万8000商品が対象

» 2024年03月04日 17時00分 公開

 100円ショップを運営する大創産業(広島県東広島市)は、店舗の在庫状況が手元で確認できる「DAISOアプリ」をリリースした。利用者からの「探している商品が最寄りの店舗にあるか知りたい」「多くの商品の中からおすすめを知らせてほしい」という要望に応え、今回のリリースに至った。

photo 大創産業は、同社初の店舗の在庫状況が手元で確認できる「DAISOアプリ」をリリースした(出所:プレスリリース、以下同)

 店舗を選び検索すると、探している商品の在庫状況が確認できる。希望の店舗に在庫がなかった場合、近隣店舗の在庫状況も検索が可能だ。商品コードやキーワード、カテゴリから検索でき、特にキーワードによる検索ではおすすめの商品が複数表示されるため、スムーズに商品にたどりつけるという。在庫状況は「在庫あり」「残りわずか」「在庫なし」「取り扱いなし」の4段階で表示する。

photo 店舗を選び検索すると、探している商品の在庫状況が確認できる

 本アプリは、大創産業が展開する「DAISO(ダイソー)」「Standard Products(スタンダードプロダクツ)」「THREEPPY(スリーピー)」の3ブランドから、国内約3300店舗、約6万8000商品が対象となる。

「ダイソーネットストア」との連携も可能に

 「ダイソーネットストア」を選びログインすると、ECサイトへアクセスできる。衛生用品やコスメ、モバイルグッズ、趣味のグッズ、防災用品など約3万点の商品をそろえ、好きな商品を1個単位で、合計金額1100円から注文可能だ。

photo ダイソーネットストア

 他にも、2023年12月にオープンしたファンコミュニティサイト「DAISOの輪」との連携もできる仕様にした。おすすめの「商品投稿」やファンで語り合う「オンラインミーティング」、ブランド担当者が商品の裏側を発信する「読み物」など多様なコンテンツを発信している。

photo ファンコミュニティサイト「DAISOの輪」

 大創産業は、生活必需品から趣味趣向品まで約7万6000点の商品を取り扱っている。「DAISO」「Standard Products」「THREEPPY」を3本柱とし、23年12月現在、日本を含む世界26の国と地域に5350店舗を展開している。毎月約1200種類の新商品を開発し、22年3月から23年2月末の売上は5891億円を記録した。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.