米Meta Platformsは、現実と仮想空間を融合させる複合現実(ミックスドリアリティ=MR)を楽しめるゴーグル型端末「Quest」を巡り、米GoogleのAndroid XRプラットフォーム採用に向けて、親会社のAlphabetと提携はしないと決めた。ハイテク系ニュースサイト「ザ・インフォメーション」が3月1日報じた。
Googleはメタに対し、仮想現実(VR)と拡張現実(AR)、MRの端末向けに開発中の新たなソフトウエアプラットフォームの採用を提案していたという。
ザ・インフォメーションによると、Questの動作は現在、GoogleのOS「Android」のオープンソース版に基づいている。ただ、メタのマーク・ザッカーバーグCEOの計画は「AR、VR、MR向けの次の計算プラットフォームを所有する」というもの。Android XRプラットフォームで提携すれば計画の妨げとなる恐れがあるという。
ザ・インフォメーションはMetaの従業員の話として、メタは既にQuestのソフトを利用した次世代のVR端末の開発について韓国のLG電子などと交渉していると伝えた。
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