良品計画、コープかがわとヤマナカの店舗で無印良品の商品を販売開始

» 2024年03月08日 17時00分 公開

 良品計画(東京都文京区)は3月4日、生活協同組合コープかがわ(香川県高松市)が運営するスーパーマーケット2店舗と、東海3県でスーパーマーケットを展開するヤマナカ(名古屋市)の4店舗で、「無印良品」の商品の販売を行うことを発表した。地方のスーパーマーケットと連携し、商品供給先を拡大する狙いだ。

photo 良品計画は、生活協同組合コープかがわとヤマナカが運営するスーパーマーケットで「無印良品」の商品の販売を行う(出所:プレスリリース、以下同)

 今回、無印良品の店頭で人気のある靴下や肌着、化粧水、文房具、収納・掃除用品やレトルトカレー・お菓子など、生活の基本となるアイテム約900〜1000点を販売するという。

 3月1日時点で取り扱い予定の商品は、食品からは「素材を生かしたカレー」「不揃い バナナバウム」、スキンケア用品からは「敏感肌用化粧水」「洗顔フォーム」、掃除・洗濯用品からは「ふっくらパイルバスタオル」「アルミ洗濯用ハンガー」など。

photo 3月1日時点で取り扱い予定の商品

 コープかがわでは2023年8月から四国地方4生協(とくしま生協、コープかがわ、コープえひめ、こうち生協)の宅配事業で提供を始めている。今回は宅配に続き、スーパーマーケットへの商品供給も開始。3月7日から「コープかがわ 太田」、3月28日から「コープ一宮」で約1000点のアイテムを取り扱う予定だ。

 ヤマナカでは3月15日から「ヤマナカ 太平通店」、3月22日から「ヤマナカ 白土フランテ館」、4月5日から「極楽フランテ」、4月12日から「ヤマナカ 東海店」で、約900点のアイテムを取り扱う。スーパーマーケット内で無印良品を取り扱うことで、新規顧客の獲得や、既存の利用者の商品購入機会を増やし、満足度の向上を図る狙いだ。

photo 3月1日時点で取り扱い予定の商品

 良品計画は、全国で商品・サービスを提供することを目指し、ローソン店舗や生協の宅配サービス、スーパーマーケットへの商品供給を進めている。「引き続き両社と地域のみなさまのお役に立つ商品を提供し、生活のインフラ基盤の強化に寄与するため、『無印良品』取扱店舗の拡大を検討していく」(良品計画)。

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