2024年に職場で花見を開催する人は、どのくらいいるのか。ライボ(東京都渋谷区)が調査結果を発表し「開催なし」が88.7%で大半を占めた。
職場で花見を開催した割合をコロナ禍前後で見ると、19年は「開催あり」が49.3%だったが、20年は13.6%に激減。その後も21年は13.1%、22年は10.9%と微減が続いでいた。23年は13.1%に若干の回復を見せたものの、24年は11.3%となった。
職場の花見について、今後の参加意欲として最も回答割合が高かったのは「全く参加したいと思わない」(23.4%)だった。「どちらかといえば参加したいと思わない」(19.3%)、「参加したいと思わない」(18.0%)を合わせると「参加したくない派」が過半数を占めた。
参加したくない理由では「プライベートを優先したい」(51.4%)を筆頭に「休日を使いたくない」(47.6%)、「気を使うのが疲れる」(40.5%)が続いた。
職場の花見に対するイメージでは「立ち回りを気にする」(37.3%)が1位に。「新人が頑張る催し」(32.0%)、「場所取りに全力を注ぐ」(31.2%)が続いた。職場の花見で酔っ払う上司を見た場合の心情では「特に気にしない」(34.0%)、「酔っ払う姿は見たくない」(30.2%)、「尊敬が失われる」(17.7%)がトップ3を占めた。
花見については7割以上が昭和的なイメージを持っており、今後なくなっていくと考えている人は全体の8割超を占めた。
社会人606人を対象にインターネットで調査した。期間は2月21〜26日。
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