刃物メーカーの貝印(東京都千代田区)は3月12日、男性向けの散髪ハサミを発売した。同社が、15〜39歳の男性(334人)実施した調査によると、3人に1人がセルフカットを行っており、こうしたニーズに対応する商品として開発した。
商品ラインアップは「メンズヘアカットハサミ」(945円)、「メンズスキハサミ」(1045円)、両方がセットになった「メンズヘアカットセット」(1760円)の3種類。いずれも全長16センチ、刃渡りは6センチ弱とコンパクトな設計で、さびにくいステンレスを採用している。
メンズヘアカットハサミはマイクロセレーション加工(細かいギザギザ状の刃)を施し、髪が滑りにくくカットしやすい設計だ。前髪などのセルフカットに適している。
メンズスキハサミは、毛先のカットや毛量調整に使用する。また、セットにはセルフカットのマニュアルが付属している。
貝印は1908年、刃物の町として有名な岐阜県関市に創業。カミソリ、メンズグルーミング、ツメキリのほか、調理用の包丁など1万アイテムを展開している。
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