定番商品の拡充に際し、同社は販売戦略を見直した。基本ターゲットを30〜40代男性、強化ターゲットを30〜40代女性、α世代(10年代序盤から20年代中盤にかけて生まれた世代)、若年男女に設定。より広い顧客層の獲得を目指す。
また、価格帯のグラデーション化も図る。輸入牛パティやチキン、フィッシュを使用した商品のレギュラー価格帯、新とびきり(国産牛パティ)のプレミアム価格帯、国産黒毛和牛パティなど期間限定商品の超プレミアム価格帯の3つだ。
同社広報担当者は「日常生活で食べるならレギュラー価格帯、何か良いことがあった日はプレミアム価格帯や超プレミアム価格帯といったように、自分事として感じていただけるようにグラデーション化を図った」と話す。
24年度マーケティング方針に「和ごころエンジョイ」を掲げる同社。新とびきりを皮切りに、今後の商品展開について「日本生まれのハンバーガーチェーンとして、日本の食文化を大切にした商品開発を続けていく」(同社広報担当者)としている。新しいモスバーガーの定番商品は、消費者に受け入れられるか。
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