【ロンドン=黒瀬悦成】オックスフォード英語辞典を出版する英オックスフォード大学出版局は27日までに、「katsu(カツ)」や「donburi(丼)」「karaage(唐揚げ)」といった日本語由来の言葉を辞典(電子版)に追加したことを明らかにした。
英国では近年、日本の食文化に対する関心が急速な高まりを見せ、特に日本風のカレーライスにチキンカツや野菜のコロッケなどを乗せた「カツカレー」が事実上の国民食といわれるほどの大人気となっている。
ほかにも英国での本格的なラーメンの浸透ぶりを反映して、豚の骨を何時間もかけて煮出したスープを意味する「tonkotsu(豚骨)」や、英国でもファンの多い宮崎駿監督のアニメ映画「千と千尋の神隠し」で主人公が食べたことで広く知られるようになった「onigiri(おにぎり)」も追加された。
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