リテール大革命

ファミマ、デジタルサイネージ設置店舗が1万店に 1週間で6400万人にリーチ可能な広告プラットフォームに

» 2024年04月02日 05時00分 公開
[秋月かほITmedia]

 ファミリーマート(東京都港区)とゲート・ワン(東京都港区)は、全国に約1万6300店を展開しているファミリーマートのうち、デジタルサイネージ「FamilyMartVision」を設置している店舗が1万店に達したと発表した。

photo ファミリーマート1万店にデジタルサイネージの設置が完了した(出所:ゲッティイメージズ)

 ファミリーマートでは、FamilyMartVisionを、POSデータなどによる購買行動の分析や消費者への調査プラットフォームとして活用。メーカーと連携した商品プロモーションにも使っており、設置店舗で接触できる人数は1週間で6400万人にのぼる。直近では、AIカメラによる分析を開始したことで、来店者の属性分析が可能になった。

photo ファミリーマート店内のデジタルサイネージ(出所:プレスリリース)

 従来のメニューは全国配信と4エリアへの出し分けに限定していたが、さらに細分化した単位での配信にも対応したと発表。都道府県などの単位や、地域での出し分けに対応し、立地やターゲット別など、広告主のニーズに応えた。

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