「マックの内弁当」のマクドナルド 「語呂を楽しんでもらえるよう何度も検討を重ねた」

» 2024年04月02日 06時30分 公開
[産経新聞]
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 日本マクドナルドが1日、ウソをついてもよいとされるエイプリルフールに合わせて「幕ノ内弁当」ならぬ「マックの内弁当」の販売決定をX(旧ツイッター)に投稿したことが反響を呼んでいる。同社の担当者は産経新聞の取材に、「お弁当らしい彩りをマクドナルドのメニューでいかに表現するか、『マック』と『幕』をかけて語呂を楽しんでもらえるように何度も検討を重ねた」と明かした。

マクドナルドがエイプリルフールに合わせて公表した「幕の内弁当」ならぬ「マックの内弁当」(同社提供)

 同社は1日午前7時にXに「最高のおひる 『マックの内弁当』販売決定!」と「エイプリルフール」のハッシュタグとともに画像を投稿した。画像には、重箱のような弁当箱にビッグマックやマックフライポテトなどが詰められ、「牛挽肉と野菜のパン挟み」「じゃがいもの揚げ物」などと和風のメニュー名で紹介している。投稿には、同日午後7時時点で19万以上の「いいね」がついている。

 「マックの内弁当」について、担当者は「お昼ごはんにマクドナルドを選択していただきたいとの想いから『おひる』をテーマに検討を始めた」とし、「日本ならではの『おひる』といえば、『お弁当』が代表的。『マクドナルドがお弁当を出すとしたら、どのようなラインアップができるだろう』と考えを膨らませていった」と振り返った。

 その上で、「マクドナルドを代表するバーガーである『ビッグマック』とお弁当の定番である『幕の内弁当』の夢のコラボレーションとなっている」と自負心をのぞかせた。(奥原慎平)

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