第一志望ではない企業から志望順位を聞かれたら Z世代は何と答える?

» 2024年04月22日 17時00分 公開
[神奈川はなITmedia]

 学情(東京都千代田区)は、2025年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、就職活動についてのインターネットアンケートを実施した。第一志望ではない企業から志望順位を聞かれても「第一志望だと伝える」と回答した人は52.5%だった。

就活についての調査 就職活動についての調査(画像はイメージ、提供:写真AC)

第一志望ではない企業から志望順位を聞かれたら

 「第一志望ではない企業から志望順位を聞かれたらどのように回答するか?」との質問に、最も多かった回答は「第一志望だと伝える」(52.5%)で、「企業に良い印象を持ってほしい」「熱意を伝えたい」「全社第一志望のつもりで受けている」といった理由が寄せられた。

 2位は「第一志望群だと伝える」(34.2%)で、「正直に言ったほうが、力を発揮できると思う」「志望順位はある程度リアルに伝えておいた方が、内定を得た後、承諾を待ってもらえると思う」といったコメントがあった。

就活についての調査 第一志望ではない企業から志望順位を聞かれたら

同時に複数の内々定を持っていることをどう思う?

 同時に複数の内々定を持っていることをどう思うか聞いた。「抵抗はない」と回答した学生は29.4%で、「あまり抵抗はない」の22.3%を合わせると、約半数が複数の内々定を持つことに抵抗がないことが分かった。理由として「入社する企業を1社に決めるまでは、複数の内々定を持っておきたい」「他の学生も複数の内々定を持っている」などの声が寄せられた。

 「抵抗がある」「やや抵抗がある」と回答した学生は約3割で、「本当にその企業に入社したい学生が内定を得られないと、申しわけない」「インターンシップなどで人事担当者にお世話になった企業は、内々定を保留しないでおきたい」などの声が寄せられた。

就活についての調査 同時に複数の内々定を持っていることをどう思う?

 調査は「あさがくナビ2025」へのサイト来訪者を対象に、3月27日〜4月4日にWebアンケートで実施した。有効回答数は354件。

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