職場の飲み会で気を遣うこと 上司に対しては「礼儀や作法」、部下と飲む際は?

» 2024年04月26日 05時00分 公開

 職場の飲み会で気を遣うことは何か。大鵬薬品工業(東京都千代田)が調査結果を発表し、上司に対して気を遣うことの1位は「礼儀作法やマナーが間違っていないか」(23.8%)、部下に対しては「楽しめているか」(22.3%)が1位だった。

photo 職場での飲み会に関する調査(提供:写真AC)
photo 職場での飲み会で気を遣うこと(出所:プレスリリース、以下同)

 職場の人間関係において飲み会が必要だと思う人は78.0%だった。コロナ禍で大きく減少した飲み会が、再び職場の人間関係を構築する機会として復活している様子が明らかになった。

photo 飲み会は職場の人間関係に必要か

 飲み会の望ましい終了時間では、東日本・西日本ともに「午後9時」が1位となった。東日本では40.7%が、西日本では38.0%が回答した。2位は東日本の場合「午後8時」(24.0%)で、西日本が「午後10時」(20.3%)だった。飲み会の飲酒量では、東日本の1位は「3杯」(27.7%)、西日本は「5杯」(25.7%)だった。

photo 飲み会の望ましい終了時間(東日本・西日本別)
photo 飲み会で飲む酒の量(東日本・西日本別)

 部下に対して最も気を遣うことを東西で比較したところ、どちらも1位は「楽しめているか」 (東日本21.7%、西日本23.0%)。2位以下は東日本が「発言がハラスメントにあたらないか」(14.7%)、「支払いに負担をかけていないか」(11.0%)で、西日本は「話題が適切であるか」(11.7%)、「発言がハラスメントにあたらないか」(10.3%)が続いた。

photo 部下に対して最も気を遣うこと(東日本・西日本)

 ふだん酒を飲み、職場の飲み会に参加している20〜60代の男女600人を対象にインターネットで実施した。期間は2月16〜19日。

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