「東大に強い学校」ランキング 合格者が100人を超えた学校は?(2/2 ページ)

» 2024年04月26日 07時45分 公開
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 灘は前年の合格者数を8人上回る94人だが、聖光学院の合格者が伸びたことにより前年と同じ3位。筑波大附駒場は3人増の90人ながら、前年の2位から4位に順位が下がっている。

 5位は奈良にある学校ながら、合格者が京大から東大にシフトしている西大和学園。合格者は2人減少したが、前年の7位から順位を上げた。

 主要な科類別の一般選抜の合格者数も見ておこう。まず、主に医学部に進学する最難関の理IIIは、開成、灘、桜蔭の3校が12人で並び、筑波大附駒場8人、東海(愛知)5人が続く。桜蔭の東大総合格者63人のうち、2割を理IIIが占めることになる。

 主に法学部に進学する文系最難関の文Iは、開成の19人が最多で、以下、筑波大附駒場15人、聖光学院13人、日比谷11人、桜蔭、早稲田(東京)、西大和学園が各10人。近年の女子の法学部人気の高まりもあり、女子校の桜蔭、共学の日比谷や西大和学園がランクインしていることが特徴だ。

井沢秀(いざわ・しげる)

大学通信情報調査・編集部部長。1964年2月6日、神奈川県生まれ。明治大学卒業後、受験情報・分析を主力事業とする大学通信入社。大学の入り口(入試)から出口(就職)まで、情報を収集し発信中。中高・大学受験の案内書・情報誌を編集するほか、新聞社系週刊誌、経済誌などへの情報提供と記事執筆を行う。


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