次に、出世に関する意識について尋ねた。将来どの役職まで出世したいかという質問で最も多かったのは「部長」が18.4%、次いで「役員」が13.7%、「課長」が12.4%、「社長」が7.3%だった。「出世したい」と答えた割合は合計で51.8%となり半数を超えた。
年次別にみると、「出世したい」と答えた割合は、社会人1年生が56.4%、社会人2年生が47.2%となった。さらに年次・男女別にみると、社会人2年生の女性では「出世したいと思わない」が63.6%と他の層と比べて高かった。
ソニー生命保険は「1年間働いてみて、管理職以上の人のような働き方は自分には難しいと感じた人や、出世することよりもワークライフバランスを大切にした働き方をしていきたいと考えるようになった人が多いのではないか」と考察している。
今回の調査は、2024年4月から働き始める社会人1年生、または就職してから1年が経つ社会人2年生である20〜29歳の男女を対象に、インターネットで行った。期間は3月8〜13日、有効回答数は1000人。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング