東京ディズニーシーの新エリア公開、4つのアトラクションを新設

» 2024年05月07日 18時14分 公開
[産経新聞]
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 東京ディズニーシー(TDS、千葉県浦安市)の新エリア「ファンタジースプリングス」が7日、メディアに公開された。映画「アナと雪の女王」や「ピーター・パン」、「塔の上のラプンツェル」をテーマとし、総投資額は約3200億円でTDS開園以来最大の拡張。物語に登場する城や海賊船など映画そのままの施設の数々は高い没入感が得られ、人気を集めそうだ。開業日は6月6日。

photo 東京ディズニーシーで6月6日にオープンする8番目の新エリア「ファンタジースプリングス」が報道公開された。「アナと雪の女王」エリアの「フローズンキングダム」。奥はノースマウンテンとエルサの氷の宮殿=7日午前、千葉県浦安市(鈴木健児撮影)

 スタッフに手を振られながらゲートを抜けていくと、正面に広がる巨大な“岩壁”をくりぬいたディズニープリンセスらの彫刻が来場者をお出迎え。ガラスの靴を落としたシンデレラや王子様と向かい合う眠りの森の美女に加え、白雪姫の輪郭の形にくりぬいた池は遊び心満点だ。

 アナと雪の女王をテーマにした「フローズンキングダム」は、アレンデール城や主人公のアナが走り抜けた城門の桟橋などが、高い精度で再現されている。遠目にはノースマウンテンとエルサの氷の宮殿が見える。

 新エリア全体の総開発面積は、東京ドーム約3個分の14万平方メートル。主に3つのディズニー映画を題材にしたエリアと1つのホテルで構成され、計4つのアトラクションが新設された。

 ピーターパンの「ネバーランド」では海賊船を散策でき、塔の上のラプンツェルを舞台とした「ラプンツェルの森」では、主人公が暮らしていた物語の象徴である塔が映画の世界に来場者を引き込む。

 新エリアに入場するにはTDSのチケット以外に、無料の「スタンバイパス」、あるいはアトラクション利用などの時間指定ができる有料の「ディズニー・プレミアアクセス」が必要だ。東京ディズニーリゾート(TDR)・アプリから取得できる。

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