ポケトーク(東京都港区)は5月17日、同社のAI通訳機「ポケトーク」を無料で貸し出すサービスを、一部のビックカメラで開始することを発表した。
来店中の外国人客に対し、無料でポケトーク端末の貸し出しを行う。インバウンド客が気軽にスタッフに声をかけられる環境を整えることで、サービスの質の向上と購買意欲の促進を狙う。
ビックカメラでは、すでに店頭での接客においてポケトークを活用している。また、2023年7月にビックカメラなんば店にて2日間限定で実施した「外国人向けポケトーク貸出イベント」では、約250台のポケトークを貸し出したという。
サービスを開始するのは、特に訪日客が多い池袋本店、有楽町店、なんば店などの全国12店舗。
ビックカメラでは、コンソールツールの「ポケトーク アナリティクス」も同時に導入。ポケトーク アナリティクスは、ポケトーク端末の使用言語や利用状況などを確認できるツールだ。データを詳細に分析することで、インバウンド客の満足度および購買額の向上をめざすという。
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