赤いデコボコの靴底に6つの目玉、青い胴体−。2025年大阪・関西万博のマスコットキャラクター「ミャクミャク」が変身したとしか思えないシューズがミズノから発表され話題を呼んでいる。SNS(会員制交流サイト)上では「すごいインパクト」「キモかわいい」といった声が上がるが、実はミズノの中で最高クラスの反発性とやわらかさを兼ね備えた素材を使った高性能シューズなのだという。企画担当者は「万博会場を歩き回っても疲れません」と太鼓判を押す。
ミャクミャクをモチーフにしたシューズの正式名称は「ザ ミズノエナジー OSAKA EXPO2025」で、価格は税込み3万800円。万博の公式ライセンス品として、ミズノのサイトで今月26日まで予約を受け付けている。
実は令和2年秋冬モデルとして発売した「THE MIZUNO ENERZY」をベースにしている。特徴的なデコボコのソールはそのままだ。企画会議で「ミャクミャクの目玉をつけたら面白いのでは」という意見が出てミャクミャクシューズの開発がスタートした。企画担当の上村秋人(しゅうと)氏は「リアルさを追求しようと考えた」といい、真上から見たときに口を開けたミャクミャクに見えるようにインソールを白にするなど、細かなデザインにこだわった。目指したのは「シューズに擬態したミャクミャク」だ。
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